蒸気機関車

すべてはここから始まった　その９

厚狭機関区

昭和48年1月(中学3年冬休み)

高校受験直前の冬休み、遠征は控えざるを得ない状態もあり、日帰りで厚狭機関区見学へ。

何が目的で行ったのか記憶にありませんが、厚狭機関区は一般の見学を受け付けていたことと、
ブルトレあさかぜの「ヒルネ」乗車をしたかったからだろうと思います。
当時の下りあさかぜ3号は広島から立席特急券で乗れたのでした。

機関区では事務所で記帳したら腕章を貸してくれて許可がもらえるというものでした。
取り立ててお目当てはなかったと思いますが、多くのSLがいたことは事実で、
美祢線のD51以外に小野田線・宇部線のC58・C12もいて結構賑わっていました。

集煙装置の付いた重装備の美祢線D51群の中で一際目立っていたナメクジ。

やがて大井川鉄道で活躍することとなるC12164。この時は既に火は落ち休車状態だったと思います。

厚狭を発車する美祢線の貨物5894レ。空荷とはいえ迫力満点でした。
バックには工事中の新幹線高架が。

外で撮った小野田線のC5847単機

　残念なことに(?)既に新鋭DD51の姿も…

現在、厚狭の殿町公園に保存展示されているD51300。
S47年12月1日付で廃車となってたようです。

つづく